犬を飼うために知っておくべき大切な5つのこと。
2018年04月03日
犬の絵を描きはじめてから犬に興味のある方に色々な質問を受けることが多くなりました。これから犬を飼おうとしている方に基本的な5つの事をまとめたので紹介させていただきます。
犬を飼うために知っておくべき大切な5つのこと。
1、まず、自分の住まいがペット可能かどうか?
本当に基本的な事ですが、これが意外と無視できない事で、衝動飼いをする方や、よく考えずに犬を迎え入れて失敗する方もいます。また、ペット可だとしても、大型であったり、活発な犬種だったりと条件によって飼えないこともあります。事前にしっかりと調べる事が大切です。
※余談ですが、ニューヨークでは3ヶ月法という条例があり、大家さんに3ヶ月ペットが見つからなかったら飼うことを認められるユニークな法律が存在するそうです。
2、一度飼ったら最後まで面倒を見ることができるのかどうか?
やむを得ない状況にならない限り、最後まで一緒に過ごす責任があります。犬の寿命は大体15年位と言われてます。嫌になったからといって自分の子供を捨てることはありえませんよね。それと同じです。迎え入れた以上家族の一員です。犬は人間と暮らさなければ生きていけないのです。
3、避妊、去勢にたいする繁殖制限の手術。
人間の都合で可愛そうと思われるかも知れませんが、犬は一度の出産でたくさん子供を産みます。ペットブームなどで悪質な繁殖などが広がった結果、日本には不幸な命が溢れてしまいました。例えば、ドイツのティアハイムという動物愛護最新施設では確かに去勢避妊はしていません。しかしそれは日本と違って厳しい法律のもとに犬と人との共存が成り立っているからです。日本もそんな動物愛護先進国に近づけるといいですね。
4、健康管理、狂犬病予防注射、ジステンパー、伝染性肝炎などの注射など病気予防が必要。
実は、狂犬病はとっても恐ろしい病気なんです!抗血清を射たないと致率100%。
海外では結構問題となっていますが、日本では現在は狂犬病は身近な驚異では無くなりました。ただ、海外との行き来が容易になっている分、いつ狂犬病ウイルスが日本を襲うともわかりません。必ず注射を受けましょう。
また、子犬のお腹には回虫がいる事もあります。検査してもらいましょう。
5、動物アレルギーが無いかどうか。家族も含めて調べておく。
アトピーや喘息のある方は特に注意が必要です。ひどい場合は生死にかかわることもあります。犬を飼うと言うことは、ずっと面倒を見るということです。たまに戯れて遊ぶのとは違います。2~3日なら症状がでなくても、長期にわたるとアレルギー症状が出てくる場合があります。しっかり調べてから迎え入れましょう。
以上5つのことを簡単に紹介させていただきました。
「流行で犬を飼ってはいけない!」
「ペットの終活を考える。」