犬のトイレのしつけ|コマンドでどこでもおしっこができるようになる!
2019年01月04日
犬のトイレのしつけについて記事をご紹介しています。
さて、
トイレのしつけにおいて、今おしっこをしてほしいというタイミングで犬がおしっこをしてくれたならばどれだけ助かることかと思ったことはないでしょうか?
そんな理想を実現するしつけの方法があります。
どのような方法なのか見ていきましょう。
コマンドでおしっこ。
コマンドとは、声による指示の事をさします。
例えば、
「おいで」 とか、「まて」などもコマンドとなります。
この、コマンドによってしつけるトイレの方法をコマンドのおしっこ(うんち)と仮に呼んで解説します。
このコマンドのトイレのメリットは、なんといっても飼い主の指示によってオシッコをするので、失敗が無くなることです。
また、
外出先など様々なところで活用できるため、最近ではコマンドのトイレを活用する方が増えています。
こんなときに便利
・出掛ける前のオシッコ
長時間のドライブの時など、車に乗る前にオシッコをさせることができます。
突然の渋滞でトイレ休憩ができないこともあるので、とても便利です。
・旅行でおしっこ
ペンションに宿泊など、いつもと違う場所では、おしっこがしづらくなる犬もいます。
コマンドによって先におしっこをすませることで安心です。
・慣れない場所でおしっこ
ドッグランや公園など、他の犬がいたり、臭いがあったりするとおしっこができない犬も、コマンドによっておしっこをすることで緊張がほぐれていきます。
パピーのコマンドトイレ
コマンドトイレのトレーニングは、何歳からでもできますが、一番良いタイミングはやはり子犬の頃からトレーニングをすることです。
どのようにトレーニングするのか順にみてみましょう。
・子犬がそわそわしたらおしっこのサインです。サークル内など、トイレが設置しているところに子犬を連れていきます。
・トイレに連れていくと、さらにそわそわしておしっこが近くなってきます。
・子犬がおしっこを始めたらコマンドをかけます。
※ここでは仮にコマンドを(チッチ)として説明します。コマンドは自分で決めてもらって結構です。
おしっこを始めたらコマンド(チッチ)と声かけします。
うまくできたら誉めてあげましょう。
おやつから誉め言葉へ
おやつは子犬にとっての一番のごほうびです。このごほうびを使って子犬に色々な行動を学習させていくのですが、徐々に次の段階へとすすめていきます。
ごほうびとコマンド(誉め言葉)を結びつけるようにします。
おやつで行動がうまくできるようになったら、2回に1回、三回に1回といった具合に誉め言葉だけでおやつをあげないようにしていきます。
誉め言葉とおやつが頭のなかで一緒になってしまえば、やがて誉め言葉だけで犬は喜んで行動を行うようになります。
最後に。
コマンドは、おしっこだけではなく、声かけのルールを決めて様々なしつけに活用することができます。
ごほうびを通してしつけを覚えていくのと同時に、コマンドでしつけていくことが理想です。
子犬のうちは、おやつやフードをもらうことが何よりのご褒美でしたが、成長するに従って、おやつばかりではないご褒美の切り替えが必要となってきます。
その犬にとって何がご褒美になるのかそれぞれですが、走ることだったり、やっぱりおやつが好きな犬もいます。
どんなごほうびが良いのかを探しだしてあげることが大事ですね。
ちなみに、警察犬やワーキングドックは、遊ぶことをごほうびとしています。成果をあげたあとにトレーナーさんと沢山遊んでもらうのです。
話が少しそれましたが、
コマンドでおしっこを覚えると、様々なケースで役立つ事が多いわけですが、一番大事なのは、コマンドでおしっこができたあとの誉め言葉のごほうびだと思うわけです。
愛情をもってコマンドトイレをしつけていきましょう。
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