犬のトイレのしつけ|環境の変化でトイレができなくなった。どうすればいいの?
2019年01月02日
トイレのしつけの悩みのなかで、環境の変化によって突然トイレができなくなったという悩みを聞きます。
環境の変化でトイレができなくなる例として、引っ越しが挙げられます。
今回は、引っ越しが原因でトイレができなくなった場合はどのように対応すれば良いのか記事にして紹介します。
以前と変わらない環境作りを心がける。
犬は、環境を大事にする動物です。
少しでも前とかわったところがあれば、それを敏感に感じとります。
なので、
引っ越しの時は特に慎重にならないと行けません。
繊細なハートの犬の場合、荷造りの時から不安を覚え、体調を崩す犬もいます。
出来るだけ引っ越しの前後の一日は愛犬が落ち着けるところに預けておく方が、心身の負担を少なくしてあげることができます。
新居では、全く同じ環境という訳にはいきませんが、例えば、トイレは引っ越しついでに新しいものにかえたりせず、今までのものを使うようにしたり、配置的に似たようなところにトイレを置くようにすると混乱が少なくすむと思われます。
犬を飼っている方の引っ越しのポイント。
環境の変化で犬がトイレをできなくならないように、ストレスを軽くする引っ越しのポイントを紹介します。
・引っ越しの前後の一日は信頼できる人に預ける。
引っ越しの荷物の梱包作業は意外と物音が響くので犬にとってストレスになりがちです。
また、
飼い主も、忙しさから犬にかまってあげることがなかぬかできません。
信頼できる人に預けることで、飼い主も犬もお互いにストレスを軽くすることができます。
・新居で粗相されても良い準備をしておく。
新居で粗相をされると、引っ越しの疲れからイライラしてしまう事でしょう。
新居に来たばかりの時は、きっと犬は警戒して部屋中を嗅ぎ回ることと思われます。
トイレの場所もよく把握してないうちは粗相をされる可能性がありますので、あらかじめ掃除しやすいビニール製マット等をひいておくと飼い主も安心です。
・スキンシップをおこなう。
引っ越し前後は、忙しさからなかぬか散歩にも連れていけません。
このことから犬は、不安と寂しさでトイレを失敗する可能性があります。
短いお散歩や、玩具を使って軽くでも良いので遊んであげましょう。
トイレシーツを認識していれば、そこまで心配はない。
色々書くと、トイレの失敗が心配で引っ越しなんてできないじゃないか!
と逆に不安を覚えるかも知れないので補足致します。
基本的に、トイレは、トイレシーツを認識していればそこまで引っ越し先のトイレを心配することはありません。
犬は、最初に排泄したときの足元の感覚を覚えて次からも同じところでおしっこをする習性がありますので、トイレシーツを覚えていれば引っ越し先でも問題なく排泄できることと思います。
不安になるような事を書いておいて、こんなことを言うのもなんですが、
飼い主の気持ちにゆとりがないと、犬はますます不安になり、その結果おしっこを失敗してしまうこともあります。
もちろん、
はじめてのところでは多少の失敗はあることと思います。
そんなときは、子犬の時にトイレをしつけたようにまた1からしつけをやり直す気持ちで犬に接してあげてください。
愛情をもって根気よく接すれば、きっと犬もトイレをできるようになることと思います。
人でさえ、転勤や引っ越しなどで戸惑いを感じることがあるので、犬ならなおさらのことです。
新しい環境になれるまで、けして焦らず温かい目でみてあげてください。
「犬のトイレのしつけ|コマンドによるトイレとハンドシグナルの融合。」
「犬のトイレのしつけ|コマンドでどこでもおしっこができるようになる!」