犬が好きすぎるから多頭飼いを始めたのに!多頭飼いで失敗しないために必要なこと。
2018年12月12日
犬が好きすぎる!
という人でも、多頭飼いがうまくいく人がいる一方で、うまくいかない人もいます。
こんなはずではなかった、と後悔しないためにも、これから新しい家族を迎え入れようとしている人に多頭飼いの失敗談と、多頭飼いに必要なことを記事として紹介します。
多頭飼いの失敗談
その1、お互いがいがみ合う
例えば、同性同士だと、年が近い場合ケンカになりやすいようです。
オスは縄張り争いで激しくぶつかり合うし、メスもメス同士だと争う事があるようです。
その2、期待とは違った。
SNS等で仲良く犬同士が写っているのをみて犬を迎えいれたが、先住犬も、新しく来た犬もケンカもしない代わりに仲良くもせず期待はずれでがっかりした。
こんなはずではなかったと後悔したケース。
その3、犬が依存しすぎたケース。
上の二つとは違い、仲が良すぎたために先住犬に先立たれてから不穏になり、問題行動を起こすようになってしまった。
飼い主の認識不足が招いた失敗。
これらの失敗の他にも、経済的な困難を招いたなど、多頭飼いが増えるにともない、悩みやトラブルも増えているようです。
これらは、飼い主の認識不足が原因といえます。
準備が整わないまま、安易に多頭飼いを始めてしまったことや、知識がないうちに飼えばなんとかなると思ってしまったことが原因です。
こういったトラブルは、基本のしつけからやり直してうまくいく場合もあれば、プロでも解決が難しい場合もあります。
どちらにせよ、問題を抱えているままでの生活はストレスがかかり、飼い主にも愛犬達にも悪影響が続きます。
早めにプロのトレーナー等に相談する方がよいでしょう。
多頭飼いに向けて知っておきたいこと。
このように、飼い主の認識不足が多頭飼いの失敗につながります。
以下の項目をよく考えてから多頭飼いを始めると良いでしょう。
・まず、個々の犬としっかりと向き合う時間が作れるのか?
・仕事などで長時間家をあける環境ではないこと
・1頭につき、ひとつのケージなど、個別の空間を与えられること。
・経済的にも心配がないこと。
・散歩やお世話を子供だけに任せないこと。
・基本的なしつけができること。
・理想を持ちすぎないこと。
以上のことを頭に入れて、しっかりと考えてから新しい家族を迎え入れるようにした方が失敗がなくてすむと思います。
よく、ニュースなどで取り上げられる多頭飼いの飼育放棄の問題は、やはり経済的な面と環境が整わないことが一番大きな問題のように思われます。
犬は、飼い主と一緒ならば他の犬と暮らさなくても幸せだということを認識できていれば、無理して家族を増やさずとも、今の愛犬を全力でお世話すれば幸せではないでしょうか?
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