犬が好きな人必見!多頭飼いで幸せになる方法!
2018年12月15日
犬が好きな人なら1度は夢見る多頭飼い。
多頭飼いとは、読んで字のごとく一頭以上の犬を家族に迎え入れることです。
人と複数の犬達に囲まれることを想像すると、幸せな気持ちになることと思いますが、
この多頭飼いは、よく考えて迎え入れないと、かえって犬も人も不幸になってしまうことがあります。
と、言うことで今回は犬が好きな人で次の一頭を考えている方のために多頭飼いについて詳しく解説していきたいと思います。
以外にも多い多頭飼い願望!
猫の飼育が犬を上回った事などから、犬の人気は下降気味のように言われていますが、あるアンケートによると、以外にも既に犬を1頭飼っている人の8割近くが新しい犬を迎え入れたいと答えています。
犬沢山傾向の二極化
実際に多頭飼いは、年々増えているようです。
経済的な理由もあり、犬を迎え入れない人もいれば、もっと沢山迎え入れたいと言う方が二極化しているようです。
また、
経済的な理由以外にも、様々な理由から意図せずに多頭飼いになるケースもあるようです。
例えば、
・震災の保護犬を引き取ることになった。
・結婚によってお互いの犬も同居となった。
・親や親族が亡くなって愛犬を引き継いだ。
・知人が経済的理由で困っていたので引き受けた。
このようなケースもあるため、多頭飼いを考えていない方も頭の片隅に知識をいれておいた方が良いかもしれません。
多頭飼いして見たい人の気持ち
では、多頭飼いをしたい人はどのような気持ちなのか心の声を紹介します。
・犬同士で遊ばせたり、留守番させた方が幸せのような気がする。
・かわいい犬に囲まれて楽しく過ごしたい。
・1頭だとかわいそうな気がする。
アンケートでは、1頭だと寂しそうという答えと、やはり沢山いると楽しそうという意見が多く見られました。
次に、多頭飼いをしてよかった人の意見をあげていきます。
・家に帰ると沢山お出迎えで幸せを感じる。
・手間がかかるけど、幸せが増えました。
・それぞれ性格が違い、飼育に幸せを感じる。
よかったと答えた人は、手間暇がかかるようになったけれども、それ以上に幸せも感じるようになったと答えています。
この、手間を超えた幸せを感じるところが多頭飼いの一番のメリットのようですね。
犬が好きな人は多頭飼したくなる?
実は、人が犬を飼いたいと思う理由は、本能的なものなのだそうです。
以下の3つの説によって多頭飼いの心理が説明できます。
1、アタッチメント説
弱いものを擁護したい、養いたいという母性本能に似た欲求。
2、バイオフィリア説
犬を通して生命や自然に触れたい、愛でたいという欲求。
3、ソーシャルサポート説
支え合う相手がほしい、サポートをしてほしいという欲求。
この3つの欲求から、人は太古より犬を飼い、育ててきたと言われています。
多頭飼いしたくなるのは悪いことではないのです。
1頭だと可愛そうなのか?
1頭だと可愛そうなので多頭飼いを無理にでもした方が良いのかと疑問に思われている方について。
結論から言うと、家庭犬に犬同士の群れは必要ないと考えて大丈夫です。
犬はオオカミの時代から本能的に群れで行動することを喜びとしてきましたが、家庭犬として一番大事な群れは飼い主とのつながりだと思ってください。
家族として家庭で過ごすことが家庭犬にとっての群れなのです。
なので、
無理してまで新しい犬を迎えることはないと思います。
多頭飼いのメリットとは?
多頭飼いによってペットロスを軽減できたというケースがあるようです。
ペットロスは大きな社会問題になっています。
亡くなることは悲しいですが、残った家族(犬)が悲しみを癒してくれるようです。
※ワンコメイトでもペットロス相談を行っていますので気軽にメールください。
その他にも、犬たちとのふれあいの中で家族の絆が深まるなどがあげられます。
犬にとっての多頭飼いのメリットとは?
多頭飼いによって犬にもたらされるメリットとして、
人間が与えられない犬社会のルールを先住犬が教えることができることがあります。
また、
犬には周りの個体と同じ行動をしたくなる「社会的促進」という性質があります。
例えば、人が苦手な犬も、他の犬が人間に近付くのをみて、自分も近付いていくなどの行動をとります。
個体差はあるものの、犬同士の影響によって苦手なものを克服するきっかけをえることにもつながります。
多頭飼いならば犬は寂しくない?
犬は、犬の遊び相手を欲しがっているわけではなく、飼い主との触れ合いを欲しがっています。
犬が好きな人ならば、まずは今飼っている愛犬をしっかりとお世話して、それでも余裕があるならば次を迎え入れるのがよいと思います。
多頭飼いの性別の相性は関係ありますか?
2頭の場合、同性よりも別々の方がうまくいく場合があります。
とくに、おすとおすの関係では、縄張り意識や所有意識が強まってケンカになりやすくなります。
メス同士でも、お互いが排他的になることがあるため、去勢をすませたオスとメスが安心でしょう。
手間隙はどれくらいかかるのか?
よく、子供を二人三人育てるのも変わらない等と言いますが、やはり子沢山は大変なのと同様、犬も多頭飼いになると人手も時間もお金も倍以上になると考えた方がよいでしょう。
おわりに
犬が好きな人にとっての理想的な多頭飼いライフ。
色々な理想があるとは思いますが、あえて現実的な面も含めて記事を紹介させていただきました。
ドイツのことわざに、二人いれば喜びが2倍になり、悲しみは半分になるという言葉がありますが、
犬の多頭飼いにも同じことが言えそうです。
大変さを有り余るだけの幸福がきっとあなたを待っていることでしょう。
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