成犬のしつけ|遊び方一つで心の距離がグンと近くなる!信頼し合える関係の築き方。
2018年11月18日
愛犬と飼い主との心の距離とは、
物理的に近いだけでもなく、ただ甘え、甘やかすだけの関係ではなく、
例えお互い離れた時間があっても、信頼し合える関係の事を指します。
前回、仔犬期の心の距離の縮め方をご紹介しました。
今回は成犬になったらどのように接するのが正しいのか詳しくご紹介します。
成犬期の心の距離の正しい縮め方。
・愛犬にせがまれて遊ぶのではなく、飼い主が主導で遊ぶ。
仔犬期に比べると成犬期は落ち着きを見せる頃です。
しかし、
まだまだ遊びたい時期です。
飼い主が主導で遊ぶ事で、コミュニケーションをはかると、愛犬とのベストな心の距離を保てます。
・散歩コースが豊富。
散歩コースがマンネリ化すると犬も飽きてしまうばかりか、知っている道は先に自分で行こうとして心の距離が離れてしまう可能性もあります。
新しいパターンを見つけて常に新鮮な気持ちを持ち続けましょう。
・散歩以外の運動をしている。
散歩だけでは成犬期のエネルギーを発散できずにもて余してしまいます。
運動不足にならないためにも、ボール遊びやドッグスポーツに取り組みましょう。
・アイコンタクトが取れている。
愛犬と良く目が合うのは、愛犬があなたの事を好ましく思っている証拠です。
見つめてくれるような心の距離の間柄が理想ですね。
・「おいで!」のコマンドでいつでもやってくる。
どんなに興奮していても、飼い主さんの声を聞き取り、飼い主のもとにやってくるのは、何よりも愛されている証拠です。
以前も、「おいで!」は愛犬の命を守るほどの大事なコマンドと記事にしました。
あらゆる事故から守ることができるのは、この「おいで!」の信頼関係からなるものです。
もしも、何よりも優先してあなたのもとへやってくるのならば、
心の距離はベストと言えそうです。
・留守番がおとなしくできる。
依存症になっていたり、いたずらしたり吠えたりするのは、飼い主との心の距離が近いとは言えません。
本当に信頼されているならば、おとなしく待つことも苦ではないはずです。
そんな、信頼される飼い主を目指しましょう。
・意思疏通が可能!
飼い主の言うことを聞くのは、誉めるしつけがしっかりとできている証拠です。
言うことを聞いても大丈夫と思わせるだけの信頼関係が築けていると言えます。
成犬期もしつけは続いている。
成犬期になると、仔犬ほどの困った行動をせず、飼い主もほっとするところですが、しつけが終わったわけではありません。
基礎こそものの到達点と言う言葉があります。
野球で言うなら素振りや筋トレ、画家ならデッサンをひたすらやるように、基礎ができていれば応用も聞くものです。
犬の成長は早いので、頭の最も働く成犬期に楽しみながらしつけの復習をすることをおすすめします。
・仔犬期のしつけを生活に取り入れる
復習をすることで、愛犬とのコミュニケーションも高まり、心の距離が縮まっていきます。
・「まて!」のコマンドはアイコンタクトで行う。
アイコンタクトは、物事の始まりと終わりをはっきりとさせるのに大事なコミュニケーションです。
「まて!」のコマンドと合わせることで興奮を落ち着かせてどこにいってもマナーのできた犬と成長します。
・信号機でおすわり+まて!
信号機の赤の時に、おすわり+まて!
をすることで飛び出しの危険から身を守ります。
習慣付けることによって自ら信号で座って待つようにもなります。
このように、しつけの精度が上がると愛犬の身を守ることにもなるのです。
楽しい思い出作り!
成犬期は、色々と愛犬としたいことができるようになります。
一緒に目一杯楽しんで、一気に心の距離を縮めるチャンスです。
飼い主さんが思い描いていた理想のドッグライフはまさに成犬期に発揮するといってもいいくらいです。
・はじめての場所に積極的に出掛けてみる。
最低限のしつけをマスターしたならば、思いきって景色の綺麗なところに出掛けてみましょう。
愛犬との素敵な思い出ができることでしょう。
以上が成犬期の心の距離の縮め方でした。
成犬期は、しつけの精度が上がる事で、
より自由に犬と行動のできる楽しい時期です。
特に、
まて!、とおすわり!
は最低限マスターしたいところですね。
犬との思いでは何と言っても旅行ですが、
その他ドッグランやドッグカフェなども刺激があって楽しいものです。
仔犬期に頑張った分、この成犬期はより楽しいものとなることでしょう。
「信頼できるホームドクターの選び方。あなたの愛犬を任せられるのはこんな獣医師!」
「犬種ランキングは低くても、安定した人気!ジャックラッセルテリアの魅力とは?」