犬の健康診断で難病が見つかったなら、専門医の紹介を受けましょう。

カテゴリー/ 犬の健康 |投稿者/ ワンコメイト
2018年11月14日

専門医によって救われた命が存在する!

あまりにも難しい病状に泣く泣く愛犬を天国へと旅立たせてしまったケースは多々あることと思います。

ところが、

現代の獣医療は、一昔前とは違って随分と発達しています。

そのなかでも、ひときわ注目されているのが「専門医」の存在です。

獣医師の専門医とはどのようなものなのか詳しく見ていきましょう。

 

 

知らないと損をする。専門医の凄さ!


 

「専門医」のすごさは、自らの専門分野において、世界レベルの高い知識と技術、豊富な経験を持っていることにあります。

一人の獣医師が全ての分野のスペシャリストになるのには無理がありますし、効率的ではありません。そこで、分野を絞って専門性を極めていったわけです。

 

 

専門医のハードルの高さ!


専門医になるにはとても難関な壁を突破しなければなりません。

例えば、アメリカでは、大学卒業後に、厳しい競争を勝ち抜いてインターンになるなどした上で、専門医が常駐する病院でレジデント研修に挑みます。

そこで、徹底した専門教育を受け、

一般開業医が一生をかけて診る症例数を数年間でこなすなどの経験を積み、さらに専門医試験や論文の提出など複数の厳しい条件をクリアしてようやく専門医の称号が与えられます。

北米や欧州ではすでに広まっている専門医制度が、日本でも始まっているのです。

 

 

専門医へと頼むにはどうすれば良いのか?


では、実際に優秀な専門医や認定医(専門医ではないが、日本国内において優秀な獣医師)などの2次診療を受けるにはどうすれば良いのでしょうか?

・一次診療と二次診療を使い分ける。

ワクチンやお腹の調子の悪いときなどの日頃からお世話になる獣医師を、ホームドクターと言います。

こうした獣医師は、一次診療に分類されます。

ホームドクターは、全体的に広い知識と技術を持っているとされています。

これにたいして、

原因が分からない病気や、難しい病気になったときに、特殊な検査や高度な治療を行うのが二次診療の獣医師です。

限られた範囲で深い知識と技術を持っているとされています。

 

 

二次診療は大学病院とは限らない!


以前では、二次診療は主に大学病院を指していました。

最近では、専門分野に限って二次診療を標榜する病院が出てきています。

それならば、優秀な二次診療の獣医師に最初から見てもらいたい、と思うかもしれませんが、そもそも二次診療の病院自体まだ数が少なく、専門医ではずっと見てくれるというわけにもいきません。

また、

自宅から離れている場合が多いため、継続的に通うことも困難なことでしょう。

ですので、一次診療から二次診療へ、その後、また一次診療へと戻るのが一般的です。

どちらも欠かせない存在となります。

米国で獣医内科学会心臓病専門医を取得した麻布大学付属動物病院の藤井洋子医師によると、

「専門医や二次診療が一次診療よりも上という訳ではなく、一次診療と二次診療は並列の関係であり、役割を分担して犬と飼い主を支えていく仕組みです。」

人間の医療と同じで、これを

「病診連携」

と言います。

この関係を理解した上で二次診療への頼み方を見てみましょう。

 

 

基本は「紹介」、「直接申込み」もある。


基本となるのは、一次診療のホームドクターからの「紹介」です。

ホームドクターからの紹介からしか受け付けない二次診療施設も多くあります。

紹介なしでも受けるが、診察料が高くなるところや、

紹介なしの場合は後回しになる病院もあります。

二次診療施設が、紹介を重要視する理由は、二次診療に依頼が集中しないようにするためと、紹介制度にメリットがあるためです。

たとえば、

ホームドクターが紹介状に犬の病歴や検査結果を書いて伝えることにより、時間が短縮され、検査の重複を省くことができます。

特に、犬の検査には、全身麻酔が必要なものがあり、麻酔にはリスクがあるので検査を省くことで犬の負担を減らせる場合があるのです。

 

 

ホームドクターはこんなに大事!


ホームドクターの判断が遅れて、様子を見ている間に愛犬が亡くなってしまったなどということもあります。

原因が分からない病気や難しい病気で、自分の手に負えないときには二次診療をすぐに紹介してくれる事が理想です。

しかし、

中には、紹介する知識や、ネットワークが無い人、過度な自信から紹介しない獣医師も存在します。

こんなときは、きちんと二次診療を紹介してくれる別のホームドクターを探すことも必要です。

愛犬の命がかかってきますので。

 

最期の手段「直接申込み」!


最期の手段が直接申込みです。
大学病院は、なかなか紹介なしでは見てくれませんが、二次診療を掲げる病院の中には、予約をした上でなら可能なところがあります。

中には、ホームドクターが勉強熱心で、二次診療は必要ないでしょうといってくれるのならば信用しても良いと思います。

自分の利益や、プライドなどで紹介を渋るようならばべつですが、、、。

信頼できるホームドクターとの付き合いがとても大事だということが分かりますね。

 

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