ペットロス|罪悪感をかるくするお手伝いをしています。犬の画家の悩み相談室
2018年10月31日
こんにちは、犬の肖像画家すなおです。
最初は、犬の似顔絵を中心に描いていたのですが、何故か、私の周りにはペットを亡くした方からの絵の依頼が沢山集まる為、遺影としても飾れるように肖像画を中心に今は注文を受けています。
ペットロスの相談を受けることも必然的に多く、様々な相談を受ける中で、ペットロスの悲しみを救うのは、難しい専門用語で説明する事では無く、相手を心から思いやる温かい言葉であることが分かりました。
今では、その経験を生かして、ペットロスで困っている方にブログを通して相談に乗ったりしています。
全員には返信できないかもしれませんが、愛犬を亡くして苦しんでいる方はワンコメイトあてに気軽にご相談ください。必ず目を通しますので。
さて、
今日のテーマは、ペットロスと罪悪感についてお答えします。
相談内容の中でも、愛犬を亡くした罪悪感にさいなまれる、といった内容を多く目にしました。
この罪悪感の正体を知ることで、悩んでいる皆様の救いのきっかけになればと思っています。
罪悪感から救われるために
まず、ペットロスにおける罪悪感とは何なのか考えてみましょう。
・〇〇ちゃんごめんね
・もっと良くすれば
・もっと遊んであげれば
・もっと優しくすればよかった
罪悪感とは、こういった「もっと〇〇すればよかった」と思う心から引き出される感情の事を言います。
一言でいえば、「後悔」です。
つまり、罪悪感の正体とは、後悔ということになります。
後悔とは、読んで字のごとく、過去を振り返って悔やむことです。
罪悪感から救われるためには、まずこの後悔から心を開放しなければなりません。
罪悪感=自責の念
罪悪感の正体が後悔だということが分かりましたが、
この、後悔はなぜ次々に生まれてくるのでしょうか?
実は、この後悔という気持ちは、自分自身が作っているものなのです。
自分で自分を責め立てる、自責の念というものです。
後悔を取り除くためにも、自責の念を理解する必要があります。
「ああすれば」「こうすればよかった」
という思いは、自分がそうしたかった、という感情であることをご理解ください。
愛犬がどう思っているのかを知る
あなたが、本当に犬を愛していたのならば、自分の感情を優先するよりも、亡くなった犬がどのように思っていたかを考える事が大切です。
そのために、私がアドバイスをしているのが、
過去の愛犬との楽しい思い出を振り返ってもらうことです。
思い出の中の犬は、大抵笑っていることと思います。
笑っている愛犬の姿を思い出してもらったところで、次のようにアドバイスしています。
犬は、愛情の深い生き物で、常に人に対して笑顔と愛を与えてくれます。
犬にとっての幸せとは、飼い主と一緒に過ごした一瞬一瞬の時間です。
もっとこうしてほしい、
もっとああしてほしい、
という感情ではなく、
あなたと過ごすことが、一番の幸せだったのです。
ですから、
愛犬は十分幸せのまま天国へと旅立ちました。
きっとさいごまで一緒に大好きなあなたといれて幸せだったことと思います。
幸せの状態で虹の橋を渡っていったのですから、安心してください。
と、ケースにあわせて言葉をおくります。
ここで大事なのは、犬が本当に幸せを感じる事とは何なのかを伝える事です。
自分がこうしたかった、という思いに対して犬はどう思っていたのかをしっかりと伝えて
罪悪感から解放してあげなければなりません。
罪悪感からの解放→ペットロスの改善へ
罪悪感から救われるためには、とにかく犬が幸せだったことをしっかりと理解する事です。
そして、自分が色々したいと思っていたことは、実は自分が犬にしたかったことであることを理解する事です。
そうすることで、次第に罪悪感から解放され、次第に犬に対して感謝がわいてくるようになります。
そうなったらペットロスは徐々に改善へとつながっていくのです。
追記
ペットロスは、なかなか一人では解決しづらいものです。一人で悩まず誰かに思い切って相談してみてください。ワンコメイトあてに相談くださっても大丈夫です。気軽にご相談ください。
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