ペットロス|ビーグルを亡くした悲しみを救った言葉。

カテゴリー/ ペットロス |投稿者/ ワンコメイト
2018年10月31日

犬の絵を描く職業柄、愛犬を亡くした方と知り合うことが多く、相談に乗っているうちに

ペットロスの大変さを知ったため、画家業と並行してペットロス相談を行っています。

 

このブログを見た方で、もしも愛犬を亡くして苦しんでいる方がいらっしゃったら遠慮なくワンコメイトまで返信ください。

 

全員に返信できないかもしれませんが、必ず目を通しますので気軽に送ってください。

個人情報を勝手に公開することは致しませんので安心してください。

 

さて、

 

本日は最愛のビーグルを亡くしたTさんのお話をもとにペットロスをやわらげた言葉を紹介します。

同じようにビーグルを亡くした経験をもった仲間の心を軽くするきっかけになれば幸いです。

 

※本人の許可を得て加筆修正して掲載しています。

 

足の悪かったビーグルのトト。


Tさんは、農家の方で、体が小さめのビーグルを飼っていました。

直接お会いしたことはありませんが、絵の依頼があった後、何度かメールでやり取りをしました。

ビーグルを飼ったことのある方ならご存知と思いますが、この犬種は大変人懐っこくよく吠えるのが特徴です。

 

地方で農家ということもあり、わりと不自由なく遊べる環境があり、Tさんとトトは毎日楽しく過ごしていたそうです。

 

ところが、

 

ある日を境にトトの元気が無くなっていきます。

トトは足がもともと悪く、あまり無理させないようにしていたのだそうですが、年と共に歩行困難になり、ついには寝たきりになってしまいました。

 

Tさんの献身的な介助にもかかわらず、トトはある朝息をひきとってしまいました。

 

看取れなかった事の後悔


Tさんは、トトを最後まで優しく見守っていましたが、亡くなった夜の前日は、まだ息をひきとるような様子は見られなかったと言います。

 

仕事も忙しい時期でくたびれていたこともあり、その日は無事を確認して早めに眠ったそうです。

 

ところが、

 

翌朝亡くなっていた事で、Tさんは大きなショックを受けます。

 

「最後を看取ってやれなかった」

 

Tさんはその日を境に元気を失ってしまいます。

 

最愛のビーグルを亡くしたTさんに送った言葉


ペットを亡くして悲しみに暮れている方を癒し救うのは簡単な事ではありません。

ある程度の時間が必ず必要になります。

 

色々なペットロスの相談を受ける中で、私が気付いた事は、実際に心を救うのは、心理学やカウンセリングの難しい専門知識ではなく、実際に相手を思いやる温かい言葉しかありません。

 

そのことを経験で分かった私は、Tさんが早く笑顔を取り戻せるように次のような言葉をおくりました。

 

 

以下本文

 

 

Tさんへ

 

 

ビーグルのトトを亡くされてさぞお辛いことと思います。

トトは本当に甘えん坊で可愛かったとお聞きしています。

ビーグルはよく吠えるけど、

あのピーピーなくような甘えたところがまた可愛いんですよね。

垂れた耳にうるんだ見上げるような瞳、

どこをとっても愛らしかった事でしょう。

 

Tさんは、そんな最愛のトトを看取れなかった事を後悔しているとおっしゃいましたね。

自分が寝ている間に天国へと旅立ってしまったと。

私は、この事を聞いて、

トトはなんて素晴らしい犬なんだと思いました。

おそらく、

トトは最後までTさんの事を気遣っていたのではないでしょうか。

トトが亡くなった時期は、農繁期で忙しかったと聞ききました。

それこそ、Tさんは寝ずの看病をなさっていたのではありませんか。

そんなTさんの姿をみて、

本来甘えん坊のトトもきっと、

Tさんの体の事を心配して休ませてあげようと考えたのではないでしょうか。

自分が甘えていたら大好きなTさんに負担をかけてしまう。

そう思って、自分の体調が悪いのを隠してまでも

Tさんを休ませたのではないでしょうか?

 

そうおもうと、

 

トトはなんと健気な犬なのでしょう。

 

犬は、他の動物と違い、

お世話になったご主人様に対して命を懸けてでも恩を返そうとする生き物です。

 

Tさんは、あの夜、眠ってしまったのでは無く、

トトの優しさに包まれて体を休ませていたのです。

 

自分の事よりもTさんの事を考えるトト。

なんと素晴らしい犬でしょうか。

 

Tさんは、当時の事を後悔しているとおっしゃいましたが、

それではせっかくのトトの優しさが報われません。

 

なので、

 

今この場でトトに行ってほしい言葉は、ただ一つ

 

「ありがとう」

 

の一言だけです。

 

きっと、天国のトトも喜ぶことと思います。

 

すなお

 

 

 

 

時間はかかりましたが、Tさんもその後、悲しみを乗り越えて、今では別のビーグルを飼っているそうです。

 

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