愛犬とのコンタクトで、幸せホルモンをゲットしよう!
2018年10月29日
目と目で通じ会う~!
古いですが、こんな歌詞の歌がありました。
恋人同士出なくとも、目と目を合わせることをアイコンタクトと言います。
犬のしつけの中でのアイコンタクトとはどのような事を指すのでしょうか?
本日はアイコンタクトによるしつけのメリットや使い方を解説しちゃいます。
アイコンタクトのメリット
アイコンタクトとは、目と目を合わせることですが、犬のしつけの中でのアイコンタクトの場合、正確には
犬から目を合わせること
を指します。
まずは、このアイコンタクトによってどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
・幸せホルモンの分泌を促す
幸せホルモンて聞いたことありますでしょうか?
幸せホルモンとは、オキシトシンと言う親和性に関与するホルモンで、幸福を感じる元となります。
ある実験では、犬が飼い主を自発的に見る時間が長いほどオキシトシンの濃度が上がることが分かっています。
・問題行動が減る
犬が自発的に飼い主を見る回数が増えれば、その分余計なものを見たり触ったりしなくなります。
結果、いたずらや吠えなどの問題行動を防いだり減らしたりに繋がるのです。
・他のしつけがしやすくなる
犬にしつけを教えるときに、最初にアイコンタクトが成立すれば、しつけの成功度も高くなります。
指示を入れるときにこちらに注目してもらうためにアイコンタクトが必要となります。
アイコンタクトには二種類ある
・犬から目を合わせてくる状態
犬が、呼ばれてもいないのに飼い主を見ている状態を、
「犬からのアイコンタクト」
と言います。
飼い主を見つめる理由は、犬があなたの事を好きだからです。
このような状態では、犬が聞く耳を持っているので非常に指示が通りやすくなります。
・名前を呼ぶアイコンタクト
飼い主が愛犬の名前を呼ぶことで注目させ、アイコンタクトを行うことです。
指示を出したいときや、困った状況を変えたいときなど、タイミングに合わせて犬の気を引くときに役立ちます。
こんなときにはアイコンタクト
では、実際にアイコンタクトとはどのようなときに活用するのか?見ていきましょう。
・「待て」を教えたいとき
アイコンタクトができる時間が長くなれば、自然と「まて」の状態になります。
まずは、短時間のアイコンタクトから始め、徐々に時間を伸ばしていきます。
教え方としては、
アイコンタクト→ごほうびを繰り返して覚えさせます。
名前を読んで、アイコンタクトをとって、出来たらフードを与え、段々時間の感覚を長くできれば成功です。
待ってのしつけが分かりやすいように、名前を読んであいを取ったら、次第に手を出して「待って」と伝えるようにしましょう。
・吠えずに他の犬とすれ違いたいときに
散歩中、苦手な犬と対面してしまった。こんなときに、アイコンタクトが力を発揮します。
まず、フードでその犬から離れたところに誘導します。
アイコンタクトをとって、犬から目を離して飼い主に集中してもらいます。
それほど嫌いではないけど、ちょっと吠えてしまうような相手の場合は、アイコンタクトをはかりながらそのまま通り過ぎるのも方法です。
アイコンタクトに対するお悩みQ&A
Q興奮するとアイコンタクトができなくなる
Aまずは落ち着かせることから対処する
興奮している状態ではアイコンタクトだけでなく、飼い主の指示も入らなくなります。
興奮状態は怒ったり、怖がったりだけでなく、嬉しいときにも興奮します。
興奮する原因を取り除き、落ち着いたらアイコンタクトをとるようにしましょう。
Q外ではアイコンタクトが出来ない
Aごほうびでアイコンタクトの練習をやってみよう。
家のなかではできているのに外でできなくなるのは、環境の変化に怖がったり落ち着かなくなっているのが原因だと思われます。
外でフードを使った練習を行うことで、外でも良いことがあると分かればアイコンタクトは成立しやすくなります。
Q多頭飼いのアイコンタクト優劣など必要なの?
A特に順番は関係なく、アイコンタクトを行えます。
多頭飼いの場合、アイコンタクトの順番よりも、必ず全部の犬にアイコンタクトとごほうびを忘れずに行うことです。
以上、アイコンタクトについてでした。
「犬は嬉しいとき、尻尾を○側に振るって知ってましたか?」