殺処分ゼロを目指して、あなたにもできる保護活動を考えてみよう。
2018年10月23日
殺処分ゼロを目指して全国では様々な取り組みがなされています。
ワンコメイトでは、これまで様々な保護犬にまつわるお話を紹介してきました。
今回は少し角度を変えて、個人個人、私たち一人一人ができる小さいけれど大切な保護活動についてご紹介させていただきます。
保護犬のボランティアなんて大変そう!
と身構える前に、
誰でもできる活動があることを知って、
少しでも気持ちがそこに向かえば、本当にこの世から不幸な犬がいなくなるのではと思っています。
サポートの様々な形
・資金援助を行う
保護犬をあずかる動物愛護団体は、犬や猫の健康維持や、病気の療養、そのた啓蒙などの様々な活動に資金が必要となります。
私も、日本盲導犬協会に寄付させてもらってますが、
小さな寄付金が集まることで助かる命や、盲導犬が目の不自由な方の支えとなっています。
犬が生きていく上で当たり前ですがご飯が必要です。
そして、予防接種も必要です。
それぞれ、ほんの少しの寄付でまかなえるものですので、是非とも皆様ご協力頂ければと思います。
・物資支援を行う
動物愛護団体に必要な物資を送ることで犬達を守ることができます。
ただし、必要の無いものを送っても当然困るだけなので、事前に何が必要なのかホームページや電話で問い合わせてから送るようにしましょう。
トイレシーツ等の消耗品や、古くなったタオルなどが求められています。
もしも、そのまま捨ててしまう物のなかから必要なものがあったとすれば、是非とも支援を心がけていただけると嬉しいですね。
・散歩等の直接援助
例えば、時間的に余裕があって、直接散歩等のお手伝いができる人は、是非とも動物愛護団体に問い合わせて見てください。
犬は散歩が必要な生き物ですので、とても喜ばれることと思います。
ただ、犬を保護するだけではなく、健康面や生活面でのサポートが必要になってくるので、思ったよりも人手が必要となります。
その他、保護犬の里親募集のブログの更新や、譲渡会のお手伝い、自宅で保護犬を一時預かりなど様々な形で保護活動に参加することができます。
自分にあった形を探してみるといいですね。
動物愛護団体を支えるボランティア
動物愛護団体の活動の中心になっている人達は、実はボランティアの皆様でささえあっています。
動物の虐待防止や、捨て犬の防止活動、里親探しなど幅広く活動する団体を支えているのは、本当に犬を愛する有志の方たちなのですね。
ちなみに、現在日本で活躍している団体には、有志が集う任意団体のに、NPO法人、公益団体など様々な形態があります。
ここでは、身近なボランティアのかたたちによる動物愛護団体がどの様なボランティアで成り立っているのか見てみましょう。
・運搬ボランティア
自家用車で保護犬を運びます。
・パソコンボランティア
自宅でブログなどのソーシャルメディアを更新したりして活躍します。
・撮影ボランティア
ブログの写真や、記録用の写真を撮影します。
・譲渡会運営ボランティア
保護犬のお世話や見学者の誘導などを行います。
・シェルター運営ボランティア
犬のご飯や薬の投与、施設清掃等を行います。
・散歩ボランティア
空いた時間に散歩をしてくれる方たちです。
こんなに沢山のボランティアの方たちが関わって犬たちは新しい飼い主を待っているわけですね。
本当に頭が下がる思いです。
殺処分ゼロの取り組みは、こうした下支えのもと現実へと一歩一歩近づいていくように思われます。
追記
犬の画家すなおの近況報告
さいたま市社会福祉協議会の発行する冊子「ポケット」が届きました。
特集の中で、障がいのある方たちが作ったパンや小物入れ等が紹介されてました。
見ていたら、
「あ、ここはよく通る場所だ!」
と意外な発見がありました。
土呂駅の近くのクオ・ヴァディスというお店はポーチや人形等が売っています。
こうして地域と繋がるようなお店は実にいいもんだなぁと思いました。
早速行ってみよう!
「突然愛犬に発作が!もしもの時のために知っておきたい犬の発作のこと。」
「犬の興奮をその場で下げる方法を紹介します。クールダウンさせるしつけの仕方とは?」