狼伝説もびっくり!犬と月の不思議な関係!
2018年09月28日
狼男をご存じでしょうか?
満月を見ると変身する男のお話です。
実際に狼男がこの世に存在するのかは分かりませんが、少なくとも、月には不思議な力があり、外見は変わらなくとも何かしら影響を受けるもののようです。
では、そんな不思議な月の不思議な力と犬の関係について見ていきましょう。
犬のバイオリズム
体内時計や、生物時計という言葉をご存じでしょうか?
これは、地球上の全ての生物が備えている規則的な生体リズムを表します。
渡り鳥が1年の周期で移動するのが分かりやすい例です。
生体リズムは、太陽を中心とする宇宙のメカニズムとも関係しており、太陽の爆発の活動周期や、地球の自転公転、地球と月の引力が地球上の全ての生物に影響を与え、周期を起こしていると考えられています。
特に、月の引力による潮の満ち引きが生物に与える影響は顕著であることがわかっています。
生体リズムのなかでも、身体、感情、知性に現れるものをバイオリズムとよびます。
これは、人間に当てはめたものですが、犬にも同じようなバイオリズムがあると言われています。
犬の感情は月に関係する?
人の感情のリズムは、月の周期によって影響されることが分かっています。
犬のバイオリズムについてはまだ詳しく解明されていませんが、全ての生物が生体リズムに乗っ取って動くのならば、月の周期によって犬の感情が左右されてもおかしくありません。
満月の夜に興奮して力を発揮するなんて事があり得るかもしれません。
狼にはならないでしょうが!
狼は満月が好きだった!
犬の祖先、狼を見てみましょう。
狼に限らず、ライオンやリカオンと言ったイヌ科の肉食動物は、満月の夜になると、狩の成功率が上がるという統計が出ています。ただし、これは満月の明るさによって視界がクリアになり、成功率が上がったと考えるのが妥当のようです。
犬も月の光を頼っていた。
犬をはじめとした夜行性動物の目には、「タペタム」という光と像を反射する細胞の集まりがあります。
暗いところでもわずかな光があれば、タペタムで反射させて眼球が明るくなるため、夜でもよく見えて、狩りができるわけです。
ただ、真っ暗だとダメで、わずかでも光がないと見えません。
月の光は狩りには必須のものだったのですね。
犬と満月の関係
イギリスの医師の団体が、動物による噛みつき事故と満月の関係性を調査しました。
すると、事故の発生率は満月の二日前から増加して、通常の2倍になったそうです。
事故を起こした動物のうち、犬は95パーセントの割合を占めていたそうです。ビックリですね!
救急外来が騒ぎ出す満月の夜
アメリカの獣医学センターの発表によりますと、満月の前後の数日間での受診件数が、他の日と比べると犬は20パーセント以上も多いことがわかりました。
また、
満月がてんかん発作を引き起こすとも言われているので注意が必要です。
狼男伝説
満月の夜になると狼男に変身する!
というお話は、不思議なことに世界各地で同じように存在するそうです。
これはおそらく満月の力で狩りがスムーズにいく狼の姿等に影響を受けたものでしょうね!
あなたの愛犬は満月の夜にどの様に変身するのでしょうか?
狼にはならないでしょうが、何かしら不思議な力を発揮することがあるかもしれませんね。
「犬友達を増やして愛犬の事を語り合えば幸せも100倍です!」
「犬の骨を強くするために日常で愛犬家ができること。」