遠吠えをするときの犬の気持ちを考える。
2018年08月24日
散歩の時や、夕暮れ時に突然、
「ワオーン!」
と愛犬が遠吠えをする時があります。
これはなにを考えて吠えているのでしょうか?
ちょっとした疑問ですが考察してみましょう。
考察その1、仲間とのコミュニケーション
犬のご先祖様はおおかみです。
おおかみは群れで生活していました。
遠吠えは、広い野山で遠くにいる仲間に向かって自分の存在をアピールするために行われていたと言われています。
そのため、山の中では沢山の群れがワオーンワオーンと複数で吠えあっていました。
その頃の記憶が残っているため、ご近所で「ワオーン」と犬が吠えると大合唱が始まると言うものです(笑)
考察その2、刺激に反応してなく。
近所で犬が吠えていなくても、突然吠え出すことがあります。
こういった場合、
場所をアピールするわけでも、つられて吠えるわけでもないじゃないかと思われるかも知れません。
そんなときは、
実は何か刺激に反応して吠えていると言われています。
分かりやすい例えを出すと、救急車に反応するのは結構頻繁に見られる遠吠えです。
考察その3、淋しさで鳴く
もともと群れを作って生活していた犬は、ひとりぼっちが苦手です。
家族から離れて庭に出されたり、飼い主が留守がちになると、クーンクーンと鳴いて飼い主を呼ぶことがあります。
実家に飼っていたビーグルは、よくスピスピと鼻をならして悲しい声を出していました。
このように、
本能から来るものと、淋しさなどの感情の変化から遠吠えをするパターンがあるようです。
基本的に、
吠えているときは、何かを訴えているように思われます。
もしかしたら、見えない何かが見えていたりするかもしれませんね!
夏の怪談(笑)
「犬に優しい家は人にも優しい。犬バリアフリーという考え方。」
「独り暮らしで犬を飼うことによって得られる感情。」