メスの老犬がかかりやすい病気とは?人間だけじゃない更年期障害。

カテゴリー/ 老犬について |投稿者/ ワンコメイト
2018年08月19日

皆さま、更年期障害をご存じでしょうか?

体が熱くなったりだるくなったりと様々な症状が出てきます。

この更年期障害ですが、

じつは犬にも見られる症状なんです。

メスの老犬がかかりやすい病気として代表的なものです。

一般的に6~7年目から更年期に突入すると言われています。

では、詳しく見ていきましょう。

更年期の症状


1、発情の間隔があく。

半年に1度だった生理の頻度が、8ヶ月、1年と延びていきます。

閉経かと思っていたら、

2年ぶりにあったというケースもあります。

久しぶりの生理の後は病気になりやすいので注意が必要です。

2、発情中の分泌液が少ない

若い頃は悩まされた分泌液がそれほどでなくなります。

逆に、いつもより多く分泌液が出てくることがあります。

 

 

犬の更年期障害とは?


犬は、一般的には一年未満で発情期を迎えます。

昔に比べて栄養状態も環境もよいので、性の成熟は早くなっています。

発情期を迎えた時に、雄と交尾をしたり、子供を産んだり、出産後、乳腺が発達するためには女性ホルモンが必要となります。

女性ホルモンは卵巣で分泌され、

エストロゲン

プロゲステロン

の二種類があります。

エストロゲンは排卵の準備をするホルモンです。

発情期のはじめくらいに分泌されます。

プロゲステロンは排卵を抑制するホルモンです。

排卵させないようにするものです。

犬にも個体差がありはっきりと言えませんが、一般的な犬の更年期は生後6~7年目から訪れます。

これは、人間で言うところの45歳くらいにあたります。

先程述べた二つのホルモンが極端に少なくなってくる時期です。

 

 

治療は?


人間の場合は、更年期症状が出れば血液検査をしてホルモン量を測定するのが一般的です。

対処としてホルモン剤を飲んだりします。

しかし、

犬の場合はどうかと言えば、今のところホルモン量を測定したり、ホルモン剤を飲んだりの治療は行っていません。

逆に、ホルモンが出ないように卵巣を取り除いて対処します。

卵巣を切除すれば女性ホルモンが分泌されないため、更年期障害にはならないわけです。

 

 

予防


一番の予防は避妊手術を行うことです。避妊手術をしていれば、更年期障害になることはありません。

避妊していない場合は、発情が遅れてやってきたときなどは、動物病院で血液検査やエコー、レントゲンをとってもらいましょう。

血液検査により、白血球が増えていれば感染症の疑いがわかります。

エコーやレントゲンによって子宮の中の膿などに気付くことができます。

 

早期発見のポイント


食欲がない。だらだらと食事をする。

陰部のあたりをしきりになめる、

腹部をさわるとおこる。

こんな症状が出れば動物病院に検査しに行きましょう。

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