愛犬の室内飼育を快適にする5つのポイントをご紹介します。
2018年07月23日
一昔前までは、日本の犬事情は外の犬小屋で飼うのが常識でした。
しかし、近年ペットの地位向上にともない、都市部を中心として室内飼育が珍しくなくなってきた。
チワワやトイプードルなどの小型犬の人気も室内飼育の増加の後押しをしています。
室内飼育のメリット
犬は本来群れで行動する動物。
ペットとして飼われている犬たちにとっては飼い主とその家族が群れの仲間ということになります。
室内で共に暮らすことによって犬と飼い主との絆が深まり、しつけがしやすくなります。
室外飼育のデメリット
逆に、室外飼育では孤独な状態になるため、充分な接触を得られないことから精神状態が不安定になりやすいです。
落ち着きもなくなり、攻撃性や警戒心も強くなることに繋がります。
飼い主や家族に対して仲間という意識が薄れることにより、指示を与えても伝わらず、自分本意な行動をとるように育ってしまいます。
犬の室内飼育を快適にするために
犬と飼い主との絆を深めるための快適な室内飼育のポイントを5つに分けて説明いたします。
1、ペット用のトイレを確保する。
トイレの設置はしっかりと換気ができるような場所を選ぶ。
集合住宅の場合は、ベランダなどに設置すると近所迷惑に繋がることになるので避けた方が良い。
2、リビングや寝室にペットだけの安心スペース
人間も、ペットも、時には個別でゆっくりしたいときがある。
犬が静かに一人時間を過ごせる環境を作ることも必要だ。
ケイジを設置し、それにならすことでトイレや留守番のしつけもスムーズに行うことができる。
犬にとって心安らぐスペースにするためには、そのなかに気持ちの良いマットを敷いたりおもちゃを置いておくことが必要だ。
3、いたずらされたくないものを防護する
これは以前ワンコメイトでも紹介しましたが、いたずらされたくないものは事前に片付ける事が大切です。
こまめな収納癖が愛犬とあなたとの仲違いを防ぎます。
なお、キッチンなどの危険物が多いところには足を踏み込めないようにセーフティーゲートを設置することもおすすめ。
4、集合住宅では足音にも気を配る
フローリングは想像以上に足音が響きます。振動を吸収するカーペット等を敷いて対応しましょう。
5、危険防止策を考えよう
家庭内での思わぬ事故を防ぐための工夫が必要となります。
お風呂は転落の可能性があるため、蓋を丈夫なものに変えるとか、
ベランダにはフェンスをつけるとか、思わぬ行動をとる犬の思考を予測して予防することが望まれます。
いかがでしたでしょうか?
犬と人との幸せな共存のためにも毎日の中で小さな気付きを具体的に解決していくことが大事なことなんじゃないかと思います。
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