犬が覚えられる言語の数がいくつくらいだかわかりますか?100個?いえいえそんなもんじゃありません!正解は?

カテゴリー/ 犬の感動話 |投稿者/ ワンコメイト
2018年06月26日

皆さま、犬が人間の言葉をいくつ覚えられると思いますか?

「おすわり!」

「お手!」

「まて!」

等の簡単な言語しか覚えられないと思うでしょう?

ところが違うのです!

何と、犬が覚えられる言語の数は、

1000個

は訓練次第で覚えられると言われています!

そう唱えるのは、アメリカのカリフォルニア州にあるウォフォード大学で心理学を教えるピリー名誉教授です。

 

ヤシャとピリー教授


ピリー教授は、ヤシャというボーダーコリーを飼っていました。

このヤシャは、ピリー教授が大学で教えていた動物心理学で「ティーチングアシスタント」という役割を持っていました。

ヤシャは記憶力がよく、一月前の会話も覚えていて周囲を驚かせました。

ヤシャとピリー教授の絆は深く、どこに行くときも一緒でした。

 

教授を襲った深い悲しみ


16年ほぼ毎日一緒に過ごしたヤシャですが、悲しいことに犬の寿命は人間よりも短い現実と向き合わなければならないときがやって来ました。

ヤシャが亡くなった悲しみで、ピリー教授は動物心理学の情熱さえも失ってしまい、

「2度と犬を飼わない!」

と心に誓ったのでした。

 

 

よみがえった情熱


犬を飼わないと決めた教授でしたが、教授は再び運命の出会いをします。

再び犬を飼おうと提案する奥さまに連れられて訪れたブリーダーの先でまたもやボーダーコリーと出会ったのでした。

 

このボーダーコリーは、心を閉ざしたピリー教授の心を溶かし、新しい家族として迎え入れられることになりました。

 

教授は、このボーダーコリーの名前を「チェイサー」と名付けました。

 

もともと犬の中でも最も頭の良いと言われているボーダーコリーですが、「チェイサー」は特に頭がよく、誠実な犬でした。

ピリー教授はすっかりチェイサーに魅了され、かつての犬の心理学の情熱を取り戻していきました!

 

どのようにして言葉を覚えさせたのか?
その教育の秘密に迫る!


ピリー教授は、かつてのヤシャと同じように、チェイサーにもコツコツと言葉を教え始めました。

たとえ、チェイサーが頭の良い犬だとしても、1000近くの言語を覚えるには普通の教育では難しいことです。

ピリー教授は、犬の訓練について次のように答えました。

 

「犬を訓練する上で飼い主が知っておくことはたった1つしかない。それは、遊びである!」

 

言語を次々と習得する犬の訓練法の秘密は、何と「遊び」だというのだ!

続けて教授は語る。

 

「遊びは、ご褒美で食べ物を与えるよりもよっぽど効果がある。犬は遊びに飽きることはありませんから!」

 

仔犬の心を呼び覚ます


また、犬は辛い経験をすると、無邪気な仔犬の部分を心の奥にしまってしまう。

しかし、

愛情と遊びを持って犬に接していると、犬の心の中に潜む仔犬の部分を常に思い出させてあげることができると言うことでした。

毎日チェイサーと遊ぶことで、創造性と学ぶ力の源、「内なる仔犬」を保ち続けることができたわけです。

 

1000の言葉を超えた瞬間


チェイサーは、3歳の時点で、1212の言葉を覚えました!
名詞や動詞だけでなく、短い文章も理解できるようになりました。

アメリカのノースカロライナ州にあるデューク大学で動物の知性について研究を行っているブライアンは、チェイサーのことを、「ここ100年の科学の世界で最も重要な犬」と称しています。

 

あなたの愛犬も言葉を覚える?!


この話のなかで出てきたボーダーコリーは、確かに犬のなかでは最も頭の良い犬種と言われていますが、ピリー教授によれば、どのような犬でもコツをつかめば言葉を覚えることができるそうです。

ワンコメイトの中では、食べ物をご褒美とするしつけのしかたを何度も記事にしてきましたが、ピリー教授の言う「遊びは食べ物よりもしつけに効果がある!」
という指摘になるほどと感動しました。

「遊び」を重視する教授の訓練は、何だか犬に対する愛情を感じます。

犬も人間と同じように、愛情を受けたぶんだけ成長するようです。

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