間違ったしつけが人を噛む犬へと成長させる!
2018年05月24日
人を噛む犬に成長してしまう原因の1つにオオカミリーダー論による厳しいしつけがあげられます。
噛みつきで悩む飼い主の方は、このようなしつけをした経験があるのではないでしょうか?
1、飼い主がリーダーになるように厳しく育てた。
2、厳しいトレーナーに預けた。
3、小さいうちから沢山のしつけを詰め込んだ。
このようなしつけをすると、噛みつきを行う犬に成長する可能性が高まります。
1、飼い主はリーダーではない。お母さんである。
口を酸っぱく繰返し伝えていることですが、犬を育てる上で一番大切なのはリーダーになることではありません。母親のように優しさと厳しさ両方を持って愛情深く接することです。小さいうちから厳しく育てると、人間不振になる可能性があります。結果、噛みつき行為と発展するのです。
2、厳しいトレーナーに預けるデメリット。
すでに問題行動のある犬ならばある程度必要なのかも知れませんが、子犬のうちから厳しいトレーナーに預けるのは非常に危険なことです。
何故ならば、トレーナーの事は怖くて従う犬になるが、その反動で家庭に戻ったときに人を怯えて噛むようになるからです。
3、子犬の頃に学ぶしつけは最低限で良い。
これも何度も書いてますが、家庭犬のしつけは「トイレ」「おすわり」「おいで」で大丈夫。
それ以上のことを覚えさせるのは人間の子供に難しい数式を覚えさせるようなものでストレスと混乱を与えます。
小さいうちから厳しく色々しつけることで同じく人間不振を生むことに繋がってしまうのです。
人間不振が疑いや不安を生み出し、噛む犬へと変貌させてしまうのです。
難しいしつけを教えるよりも、犬の社会性を大切にして、色々な人やものにふれあって、環境に怯えない犬に育てることが大切ですね。
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「可愛いだけじゃない!プードルの秘密を教えます。(動物の伝説より抜粋)」