犬の不妊手術は何故必要なのか?(不幸な命を増やさないだけではない!)
2018年05月22日
犬の去勢、不妊手術についてのお話をします。
この問題の話をするとき、最初に浮かんでくる感情が、(かわいそう!)という思いです。
しかし、あえてそういった方に去勢、不妊手術の大切さについてお話させてください。
不幸な命が生まれる。
犬は人間と違って1度に沢山子供を産みます。飼育にもお金と手間隙もかかります。
詳しく知識が無いまま出産をして、その後結局育てられなかったり、他への譲渡もうまくいかなかったりで保健所へ連れていかれてしまうケースが見られます。
また、出産の予定がなかったにもかかわらず、手術をしていなかったがためにふと目を離した隙によその犬とかかわりを持ってしまうなどということもあり得ます。
※犬は1度深く交尾を始めると引き剥がすことができません
発情期の行動に注意!
もしも、室内飼いの場合、メスに発情期がくればメンタルの乱れなどからイライラしがちな犬と過ごすことになります。
雄を誘うフェロモンを含んだオシッコをトイレ以外でもおこなう可能性が出てきます。これは、雄を誘うだけでなく、発情期はオシッコの回数が増えるのです。
他にも、食欲減退、鳴き声、などの症状が出てきます。
また、雄犬は発情期は雌犬の発情によって左右されます。
なので、発情期の雌犬が外を歩いたりすればたちまちに注目の的と言うわけです。
不妊手術、去勢手術のメリット
雄、雌としての発情期の不安定な感情を避けることができます。雄はケンカっぱやくなくなり、雌も情緒が落ち着きます。
生殖器系統の病気を防ぐことに繋がります。
手術と聞くと何かと不安が生まれると思いますが、現在獣医学も進歩しており、(ほんとに手術終わったの?)というくらいの切開で手術をしてくれます。
自分の愛犬のみならず、他の犬にも影響を与えることが多いのが発情期の不安定な行動です。
早めに手術をして犬にも飼い主にもストレスの無い生活を送りたいですね。
「犬=リーダー論から卒業しませんか?(犬はオオカミじゃない!)」
「間違ったしつけが人を噛む犬へと成長させる!」