犬の飛び付き癖に要注意!大型犬は事故につながる可能性も!
2018年05月18日
皆様も経験があると思いますが、「○○ちゃん!」と愛犬を呼ぶと
走ってきて飛び付かれたことはありませんか?
飛びつき行為は、犬の喜びの表現の一つです。
・嬉しいな!
・楽しいな!
・遊んでほしいな!
といった気持ちが込められています。
この飛びつき行為は、犬のプラスの感情表現なので、むやみに叱ると犬は自分の嬉しさを否定されたと思い、ガッカリしてしまいます。
なので、いかなるときも飛びつき行為を受け止めるべきだと主張されるかたもいらっしゃいます。
しかし、この飛びつき行為が習慣化してしまうと、あなたがせっかくおめかしした洋服を汚されてしまう可能性も出てきます。
洋服なら洗えば大丈夫ですが、大型犬が子供に飛びついた場合、悪意は無くとも事故につながる可能性も否定できません。
では、どのように対処すれば良いのでしょうか?
まず、絶対に叱らない!
先にものべたように、叱ることでいびつな気持ちにさせてしまいます。
叱らないかわりに、飛びつきに対して誉めるのも良くありません。
飛びつきを喜んでくれたと思えば、さらに飛びついてくるようになるからです。
飛びつきが楽しいと思わせないこと!
飛びつき=楽しいこと。
と思うことでその行為が繰り返されていきます。
飛びつきをしても飼い主が反応をしめさなかったとしたらどうでしょう?
犬はきっと、
「あれ、喜んでくれないんだ?つまんないの。」
と思うはずです。
このワンテンポによって犬は落ち着きを取り戻します。
あとは、落ち着いたところで撫でたりさすったりとスキンシップをはかっていきましょう。
「おすわり」と「待て」の項目で説明したように、興奮した状態を1度クールダウンさせることが大切です。
無視をすると冷たいように感じますが、
犬と人との楽しい共存生活のためにお互いが喜び会えるポイントに導くためなひとつの手段だとお考え下さい。
犬には、目に見えない人間の感情を理解する力があると言われています。
あなたの行為が、冷たいのか温かいのかきっと第六感で伝わっているはずです。
愛情をもってしつけに望みましょう。
「グルーミングからわかる犬のストレス度。」
「犬=リーダー論から卒業しませんか?(犬はオオカミじゃない!)」