犬の耳から分かる心理!
2018年05月12日
皆様、犬笛というのを知っていますでしょうか?
その笛を吹いても音は聞こえません。
しかし、
犬には分かる特殊な音が出ているので、犬を呼ぶことができるのです。
一般的に犬と言えば「嗅覚」ばかりが発達していると思われがちですが、実は「聴覚」も人間よりも大分優れているのです。
今回は、そんな犬の耳から分かる犬の気持ちについてお伝えしたいと思います。
耳を立てているときは注目のサイン!
よく、「耳を立てる」と言いますが、聞き耳を立てて話を聞くとき人は集中している状態にあります。
犬も全く同じです。
穏やかな表情で耳を「ピン」と立てている状態は、何かに注目していたり、注意を払っていることを表しています。
※ビーグルなどの垂れ耳の犬も、よく観察してみると、集中しているときはピクッと動くのが分かります。
この状態から口を少し開いて下を出した表情をすれば、「なんだろう?」と興味を持った状態です。
前方に傾けるのは威嚇を表す!
耳の動きで分かる気持ちは、注目や興味だけではありません。
耳を前方に傾けて歯を見せて険しい表情をしているときは、何かに威嚇をしていると考えてください。
このような耳と表情をしているときは、犬の視線の先を見て、不穏になっている原因を見つけて対応するとよいでしょう。
古代人は、飼い犬の耳の動きを見て獲物の方向をとらえたり、危険を察知したと言われています。
それだけ、犬の耳には感情が現れやすいのです。
是非、我が家の愛犬の耳を今日からよく観察してみましょう。きっといつも以上に気持ちが分かるようになることと思います。
「誰もが知ってる犬の服従ポーズを解説する。」
「あやまった学習をさせないために。犬のなめ癖を考える。」