犬の心理学講座。第2回、しっぽから読み解く!
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犬の心理学 |投稿者/
ワンコメイト
2018年05月02日
2018年05月02日
犬の心理学講座第1回では、犬がしっぽを振っていても喜んでいるとは限らない事をお話しました。
今回は、犬が嬉しい時にはどのようにしっぽを振るのか学んでいきましょう。
犬は、嬉しい時しっぽを下向きに振る!
まず、しっぽの向きは少し下向きになります。そして、腰を少し落として円を描くように振るのが嬉しい時です。
しっぽが動いている位置も大事になります。
付け根からしっぽをブンブン振っている時は、本当に嬉しい表現です。
しかし、例え下向きにしっぽを振っていても、しっぽの先だけを小刻みに動かしているときは警戒している状態です!
分かりにくいときは表情もあわせて見る!
しっぽだけで嬉しさの感情が判断できないときは、犬の顔に注目して下さい。
よく、笑った顔の犬の写真が世間に出回ってますが、犬も人間と同じで、嬉しいと口角があがって口元が弛み、舌が出るのが一般的です。
また、はっきりした声で
「ワン!」
と吠えるときも嬉しい証拠になります。
※小刻みにしっぽの先を動かしているときは警戒している状態と書きましたが、一般的に、犬の警戒心はしっぽを振るスピードと比例すると言われています。
警戒の段階はこんな感じです。
・しっぽを下向きに小刻みに振る。
(少し警戒している)
・しっぽを上向きにゆっくり振る。
(警戒しているが、自分に余裕がある。)
・しっぽを上向きに小刻みに振る。
(警戒心が大きい!)
参考なまでに。
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