パピーパーティーに参加してみよう!
2018年04月28日
子犬の社会化のトレーニングのために色々な刺激を経験することの大切さを以前ブログで取り上げました。
社会化とは、母犬から離れて何も知らない子犬に、犬同士のルールや、人間社会のルールに適応できるようになることを言います。
今回は、犬同士のルールの中での社会化についてブログで書いていきたいと思います。
・子犬は子犬同士で社会化を学ぶ!
犬社会のルールを学ばせるために、安易に公園デビューやドッグランを考えるのは、時に間違った結果をもたらすことにも繋がります。
犬種や、子犬の個性の違いなどもあり、一概には言えませんが、いきなり大きな成犬と出会うことで、犬を怖がる可能性もあるからです。
そういうことから、子犬は子犬同士で遊ばせるのが好ましいと言われています。
パーティー教室や、パピーパーティーといった、子犬のための社会化トレーニングが近所で開催されていたら積極的に参加してみましょう。
ネットでパピーパーティーと検索すれば近くでヒットしますので調べてみましょう。
・子犬同士で遊ぶことの利点。
子犬同士で遊ぶことによって、どこまで噛めば相手が痛がるのか?などの力のコントロールを学ぶことができます。
また、同じような体格の子犬同士なので
怖がらずに遊ぶことができるのです。
・それでも怖がりな子犬はどうすれば良いのか?
例えば、人間でも臆病な性格、大胆な性格、明るい性格、慎重な性格、と様々な性格があります。
犬にも同じように色々な性格の差があると思ってください。
生まれてすぐに母犬のおっぱいを吸う競争に負けて兄弟の輪から追い出されたような子犬は、その時の記憶が残っていたりして臆病になったりする場合があります。
そんな子犬の場合は、焦らずに
「自信」をつけさせることと、「安心感」を与えるように接しながらゆっくり社会化に向き合うことが大切です。
自分に心を開いてもらうところから初めて、少しずつ大人しめの子犬とふれあうことから始めましょう。
いやがるようでしたら無理はしないこと。
気長に社会化と向き合っていきましょう。
「「感情的に怒る」事で壊れる犬との信頼関係。」
「犬の心理学講座。第1回、しっぽで読み解く感情。」