余計に無駄吠えをさせる間違ったしつけをしていませんか?

カテゴリー/ 犬のしつけについて |投稿者/ ワンコメイト
2018年04月18日

犬を飼う方にとって頭を悩ませる出来事のひとつに、無駄吠えがあります。

 

しつけの原則の記事で書きましたが、犬は良いことが起こるとその行動を繰り返す習性があります。

 

この習性に乗っ取って、トイレが出来たら誉める。思い通りの行動が出来たらフード(良いこと)を手から直接与えるようにすると犬はその事を繰り返し行うようになるわけです。

 

しつけにおいて、「良いこと」は万能のように思えますが、

 

 

「良いこと」がしつけに対してマイナスに働く場合もあります。

 

代表的な例として、無駄吠えのしつけがあげられます。

 

 

無駄吠えには大きく分けて2種類存在します。

 

1、要求吠え

 

2、警戒、追い払い吠え

 

の2種類です。

それぞれで対処法が違うので分けて説明していきたいとおもます。

 

 

要求吠えは「良いこと」を起こさない!


 

人間から見れば無駄吠えですが、犬の視点で考えれば、吠えには必ず理由があります。

 

・かまってほしい

 

・遊んでほしい

 

・ご飯ほしい

 

人間の言葉に代えると、こんな感じでしょうか?

 

このように、自分のしてほしいことを訴える吠えの事を「要求吠え」と言います。

 

吠えている時に、欲求を満たすことをこちらがしてしまうと、犬にとっては良いことが起きた!と学習することになります。

 

・吠えるとご飯もらえる!

 

・吠えるとかまってもらえる!

 

・吠えると遊んでもらえる!

 

こうインプットされると、吠えることが習慣化してしまい、てにおえなくなってしまうのです。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

 

 

※ちなみに、叱るのもNGです。吠えたらかまってくれたと勘違いすることがあるからです。

 

 

答えはわかりましたでしょうか?

 

 

 

 

正解は「無視する!」です。

 

 

無視といってもほったらかすわけではありません。

 

吠えるのをやめて落ち着いて静かになったタイミングを見計らって、構ったり遊んであげたりします。

 

これを繰り返すことで、犬は静かにすると良いことが起きたと学習します。

 

結果、無駄吠えが無くなるというわけです。

 

 

警戒、追い払い吠えに無視は逆効果!


 

 

要求吠えが無視で解決できるからといって、全ての無駄吠えに無視が通用するわけではありません。

 

警戒、追い払い吠えとは、自分の嫌いな対象に対して威嚇する行為の吠えの事を言います。

 

例えば、あなたの存在を嫌っている犬がいたとしましょう。

犬はひたすら警戒してあなたに対して追い払い吠えを行います。

あなたはそれを無視して遠くへ離れていきました。

 

 

この一連の行為で犬が学習することは、

 

・嫌いなものが近寄ってきた。

     ↓ 

・こっちに来るなと吠えた!

     ↓

・吠えたら逃げていった!

 

という事実です。

 

自分が吠えて嫌いなものを遠ざけたと学習したので、無駄吠えを繰り返すようになるのです。

 

 

では、どのように対処法を考えればよいのでしょうか?

 

 

 

これに関して言えば、実は正確な答えはありません。

 

1つ言えることは、犬が警戒している対象に対して威嚇しないように少しずつなれさせていくことが大切ということです。

 

飼い主以外の人間に吠えるのならば、少しずつ他人に慣らしていくことが大事です。

 

物音に警戒するならば、その音に少しずつ慣れさせていく。

 

飼い主が、常に犬を観察して、どういった時に警戒吠えをしているかを見極めて対処していくのが一番の方法と思われます。

 

要求吠えよりも根気のいることですが、タイトルにも示したように、けして無視だけはいけません。

 

警戒吠えは、無視によって習慣化するからです。

 

 

無視したり、無視がダメだったり、何か難しいような感じがしますが、そんなことはありません。

 

犬は好き、嫌い、嬉しい、悲しい、がはっきりした素直で正直な感情を持った生き物です。

 

人間のように複雑な感情を相手にする方がよっぽど大変でくたびれると思いませんか?

 

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